こんにちは。みづパパです。都内の不動産会社に勤めている40代の会社員です。物件を購入して引越しを終えてようやく一息。いよいよ楽しみにしていた新生活が始まります。ここに辿り着くまでにあまたの費用を支払ったのではないでしょうか。またお金とは別に引越しの前後は諸々の手続きが多いので大変ですよね。
さあようやく新生活が始まります。住み始めるとどのような費用が定期的にかかるものでしょうか。今回は住み始めてからかかる費用についてみていきます。
住宅ローン返済
まず大きな支払いがこの住宅ローンの返済です。ほとんどの方は長期間で組んでいる方が多いと思いますが、ローン返済って長いなって感じますし気が重いですよね。ローン残高が多い私も一緒の気持ちです。
シミュレーションをすると、0%台で借りていても毎月の返済利息って意外と大きいです。例えば、5000万円を35年間、0.7%で借りると初月の返済額が134,260円なのですがそのうち29,000円は利息になります。

なので、繰上げ返済も視野に入れながら、支払い利息を減らしていくことは家計的にもプラスが大きいことなのです。頑張って元金を減らす努力をしていきましょう。私も頑張って元金を減らします。
固定資産税、都市計画税

固定資産税と都市計画税は不動産を所有し続ける限り、毎年納税しなければなりません。住んでいる市区町村から納付書が届きますので、一括で支払うか、年4回に分けて支払うかは選べます。
いくら支払うかについては、住んでいるエリア、土地の広さ、建物の広さ・築年数で家ごとに税額が異なります。ニュースで「路線価」という言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、路線価が高いエリアは高いという認識で結構です。路線価は土地の評価なので、そこにプラスして建物の評価がされて、固定資産税が算出されます。
購入する際には大体いくらなのかは説明を受けていると思いますが、初めての納税前に納税額を知っておきたい方は、公課証明書という税額が記載されている書面が行政からも発行されてますので、そちらを確認してみるのもいいかもしれません。(書類を取得する際にお金はかかります)
火災保険、地震保険

火災保険、地震保険については、現在最長の契約期間が5年になります。建物に掛ける金額にもよりますが、保険料はまとまった金額が必要になります。
5年ごとに数万円から数十万円の出費にはなってきますので、毎月少しずつでいいですから火災保険用資金を備えておきたいですね。また近年の災害の多さから、契約期間が徐々に短縮されてきました。10数年前は30年の長期で組むことができました。それを考えると現在の5年は短いですよね。
今後契約期間が短縮されることも考えられます。備えあれば憂いなしではありませんが、保険が改悪されたとしても対応できるようにお金を貯めておきましょう。
管理費、修繕積立金(マンションのみ)

マンションの場合、管理費・修繕積立金が毎月かかります。住宅ローンを完済しても、マンションを所有する限り支払いが続きます。また築年数が経過すればするほど、管理費・修繕積立金が上昇する可能性が高い、といいますか間違いなく上がります。
値上げについては総会での話し合いを通じて検討されます。値上げされる場合は通知がありますが、いつ上がってもおかしくないことに念頭に置いておくと対応しやすいですね。
余談ですが、築後5年と築後30年の同規模のマンションを比べると、築後30年のほうが管理費・修繕積立金が高い傾向があります。マンションの管理状況によっても変わりますので、修繕積立金がしっかりと貯まっているのか契約前に知ることはできますので、チェックしておくことをおすすめします。
また一戸建てについても、マンションのように毎月の徴収はないにしろ、いざ修繕しようとなるとまとまった金額が必要になります。一戸建ての場合は、所有者自身での管理が必要になりますので、修繕が発生した場合でも対応できるように備えておきたいです。
まとめ
物件に住み始めてから発生する費用をまとめてみました。こうしてみると住宅ローンの返済と固定資産税が大きい支払いになります。上でも述べましたが、マンションにお住まいの方は、管理費と修繕積立金がかかるうえに、値上がりも想定しておかないといけません。
家計全体の出費額でみても毎月の住居費の割合って大きいですよね。私も大量の住宅ローンが残っている身分ですので実感してますが、繰上げ返済をして総返済額を抑えるあるいは返済期間はそのままに月々返済額を少なくするなど、負担を抑える対策は取るべきだなと感じています。
せっかく購入するマイホームです。お金が厳しくて売りますといった最悪な状況にならぬよう、無理のない返済計画を立てて進めてください。今回の記事が物件購入の役に立てるとうれしいです!
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