こんにちは。みづパパです。都内の不動産会社に勤めている40代会社員です。
今回は賃貸物件に住み続けた場合の費用について検証してみました。ふと、賃貸に住み続けた場合に総額でいくらになるんだろうと疑問が生まれました。賃料と更新料と合わせて計算をしてみました。期間は住宅ローンと同じ35年間です。
結論を申し上げると、今回のパターンで35年間生活すると5285万円でした。金額としては結構大きいですよね。下記でそのシミュレーションをまとめてみましたので、ご覧になってください。
前提として30歳で結婚、子供が2人産まれ、4人家族(夫婦と子ども2人)、55歳で下の子供が社会人になり独立したと仮定しています。更新料が2年に一回、1ヶ月の家賃分必要とします。
細かい計算はせずに大まかなシミュレーションです。ツッコミどころもあると思いますが、大体の目安としてご覧になってください。では見てみましょう。
30歳から40歳まで(家賃10万円のケース)

30歳で結婚して子供が2人産まれるまでと仮定した10年間です。家賃は10万円とします。子どももまだ小さいので、家の広さもそこまで必要ないと思います。
月10万円✖️12ヶ月で年間家賃は120万円。これが10年間で1200万円。更新は4回必要になりますので40万円。合計1240万円です。10年住むと意外と大きな金額がかかることが分かります。
40歳から55歳まで(家賃15万円のケース)
子供が大きくなり手狭なため、広い家に引っ越したと仮定します。
月15万円✖️12ヶ月で年間家賃は180万円。これが15年間で2700万円。更新は7回必要になりますので105万円。合計2805万円です。家賃が上がったのと居住年数が15年ですのでまあまあな大きな金額になりますね。
55歳から65歳まで(家賃10万円のケース)
子供が大学を卒業し、社会人となって家を出たため、サイズダウンした住居に引っ越したと仮定します。家賃は10万円としてますので、計算としては30代の10年間と同じ支払額です。
月10万円✖️12ヶ月で年間家賃が120万円。10年間で1200万円。更新は4回で40万円。合計1240万円です。
ここまでで35年間になります。
まとめ

数字の羅列で疲れたかもしれませんがまとめてみます。
1240万円➕2805万円➕1240万円で合計5285万円を支払ったことになります。35年間で計算すると数字も大きくなりますね。
火災保険料など細かい費用はややこしくなるので、単純に賃料と更新料のみで計算してみましたが、細かい金額を除いてこれだけかかります。高い安いは抜きにして、実際にかかる費用です。
賃貸に住むメリットは、家族形態に合わせて、住む家を変えられる。また固定資産税がかからないという点が挙げられます。
賃貸にしようか、購入しようか迷っている方は、ぜひ今回の記事をお探しのご参考にしてみてください!
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