こんにちは。みづパパです。都内で不動産仲介に勤めている40代会社員です。家が欲しいけど、家を探すのってどうやって始めればいいんだろう?この記事を読めば、そんな疑問が解消できます!
探し始めるまえに知っておきたい引越しまでの流れや住宅ローン審査のこと、また物件価格とは別に購入諸費用はいくらかかるか。大学を卒業してから、18年以上にわたり売買仲介業務に携わってきました。
数100件以上の売買取引を見てきた私がプロの目線からお伝えいたします。私自身も一戸建てを購入しています。私の実体験も含めてこういう風に探していくのが良いとお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。
探し始めてから引越しまでの進み方
ざっくり説明すると、このような順番になります。
1.物件の種別、エリアを決める(マンション、戸建てなど)
2.資金計画を立てる
3.販売に出ている物件を探す(各ポータルサイトや不動産会社ホームページ)
4.物件の問い合わせをする
5.実際に物件を見学する
6.物件を絞り込む
7.購入の申し込みをする
8.住宅ローンの事前審査を出す
9.売買契約を締結する
10.住宅ローンの本審査を出す
11.10の本審査が承認後に銀行とローン契約を締結する
12.引渡し前の内覧で室内をチェックする
13.残代金および諸経費を支払い、鍵受取る
14引越しをして入居
このような順番で進めていきます。資金計画が先でしょと意見もあるとは分かっていますが、1と2は順番が逆でも私自身は問題ないと思っています。
4からは営業マンとやり取りが始まります。7〜9番までは、スケジュール的に1週間ほどのため、タイトになりがちです。私が購入したときも物件の購入申込みから売買契約の締結までに要した期間は6日間でした。妻(別の業界で働いています)も「こんなに早いんだね」と言っていました。ですので他のお客さんもこのような意見を持つのは当たり前だと思っています。
9が完了できれば、あとは引っ越しに向けて進めていきます。それぞれの詳細については、別記事で述べていきますので、そちらの記事もご覧になってください。

住宅ローンの審査方法
住宅ローンの審査は、主に下記の2つに分けられます。
・物件の審査
・顧客属性の審査
物件の審査は、改築や増築等によって法令の違反をしていないか。あるいは越境物がないかなど、物件に問題がないかなどを調べて審査します。銀行も長期間お金を貸す出すわけです。物件の担保価値がとれるものに融資をします。検討している物件が住宅ローンの審査するうえで問題があるところないか、担当の営業マンには事前に確認しておきましょう。
顧客属性の審査は、
・年収
・年齢
・会社規模
・勤続年数
・自己資金額
・既存借入額の有無など
このようなポイントを踏まえて審査されます。たとえば大手企業に勤続10年以上、年収や自己資金面も購入するにあたり蓄えがしっかりある。このような人は当たり前ですが審査は通りやすいです。
また住宅ローンの通りやすさの面で考えるのであれば、会社員のほうが自営業者よりも圧倒的に審査が通りやすいです。その観点から考えるのであれば、会社員のうちに購入しておくほうが良いですね。
注意点としては、車のローンやキャッシング等があると、本来借入れできる金額よりも減額されてしまいます。できるのであれば、既存の借入れを完済してから住宅ローンの審査を打診するのことをおすすめします。

物件価格の他に発生する諸経費
購入諸費用は物件価格とは別にかかる費用です。いろいろな取引を見てますが、住宅ローンを組む人であれば、おおよそ物件価格の6〜8%が購入諸経費としてかかります。
5000万円の物件を購入した場合、300〜400万円ほどが諸経費になります。購入の総額を合計すると5300〜5400万円かかる計算です。
諸費用のおもな項目は、
・登記費用
・仲介手数料
・火災保険料
・ローン借入手数料(借入れする金額で費用は異なります。借入れ額の2.2%が一般的です。)
おおまかな購入諸経費は上記になります。住宅ローンを組む際、購入諸費用を含めたローンを取り扱っている金融機関もあります。ですが、金利の優遇を考慮すると購入諸費用分は自己資金として用意しておきたいところです。

まとめ
今回は家探しをするまえに知っておくと良いことを記事にしてみました。上記の探し始めから引越しまでの流れが分かっていれば、家を実際に探すときもなんとなくイメージはしやすいかと思います。
金額の大きな買い物ですから、失敗したくないですよね。是非、ご参考にしてください!今後も役に立つ情報をお伝えしていきます。ご覧いただきありがとうございました!
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