【住宅購入】物件を探す前に決めておくこと3選!

住宅購入

こんにちは。みづパパです。都内の不動産会社に勤めている40代の会社員です。

前回は物件種別のお話しをしました。物件種別を決めるのと同じく大切なのが、予算はいくらにするか、エリアはどこにするか、広さはどれくらい必要か。これらを決めていかなくてはなりません。

それではこの3つをどのように決めていけばいいか一緒にみていきましょう。

予算はどう決める?

最初に行うのが予算を決めることです。

では購入物件の価格はどうやって決めるのか。

予算を把握していないと物件が探せません。

まず自分がいくらまで借り入れできるかをシミュレーションしてみましょう。

住宅ローンを借りる際に銀行が貸してくれる金額の上限は、年収の7倍〜8倍です。

年収500万円の方であれば、3,500〜4,000万円が目安になります。

仮に4,000万円のローンを0.5%、35年間で借りた場合、月々の返済額は約104,000円です。

注意点は、すべての銀行が上記に当てはまるわけではありません。銀行ごとに審査の金利や返済に対しての比率が異なるので、おおよその目安として考えてください。

高い年収のうちに目一杯借りる方もいますが、個人的にはオススメしません。

歳を経るにつれて徐々に年収が減っていくリスクを考えた方がいいからです。

現在払っている賃料や家族形態の変化、今後どのように働いていくか等々、各家庭によって大きく異なります。

収入が2〜3割減ったとしても、返済できる額で予算を組み立てましょう。

エリアはどこにする?

エリアをどこにするかは特に重要なポイントです。

将来的な売却も視野に入れている人であれば尚更です。

探すエリアが広い人は、物件の選択肢も広い分多くなります。

反対にエリアの限定がある人は、物件量も少なく、すぐに希望の物件が出てくるかは運にも左右されます。

エリア限定の例では、学区域の指定、保育園•幼稚園の通園範囲といったところでしょうか。

我が家も学区域内で探す必要があり、買うまでに相当な期間を要してしまいました…。

学区域について、越境通学ができるのかは学校や行政によって対応が異なります。事前に学校や行政に確認をとっておくのも一つの方法です。

広さはどの程度必要?

一戸建ての場合、広さのバリエーションが豊富です。ただし、マンションは注意が必要です。ファミリータイプのマンションは60㎡〜80㎡のものが多く、90㎡以上のものとなると探すのも一苦労です。

そのあたりは、頭の片隅に入れておきましょう。

また十数年経過すると、お子さまが独立して、家族形態が変わる可能性も十分考えられます。

必然的に求める広さも変わってきますよね。

私のお客様でも、夫婦だけなので70㎡あれば十分と、コンパクトな住宅を建てられた方もいらっしゃいました。

最長で35年のローンを組むわけです。どうしても現在の状況で考えがちですが、長期的な視点も忘れずに検討すると満足度の高い住宅を手に入れられると思います。

まとめ

今回は、予算・エリア・広さの決め方についてお伝えしました。

家探しは楽しいイベントです。その反面、購入額が大きく、専門的なことも多いため、だまされてしまうのではないかと不安になったり、物件を見すぎて精神的に疲れてしまうこともあります。

もし疲れてしまったら、一回休んでから再開してください。大きな金額ですので、心のゆとりを持ちながら進めていきましょう!大丈夫です!必ず出会えます!

ご参考になれば嬉しいです。

少しでもお役に立てるよう購入者目線で分かりやすい情報を発信していきますので、ぜひご覧になってください!

mizupapa

都内在住40代会社員です。
妻と娘1人の3人で暮らしています。

私は大学卒業から18年以上不動産業界で働いています。
1000件以上物件を見てきたプロの視点からお伝えしていきます。
また私も住宅(中古戸建て)を購入していますが、なかなか物件がなく苦戦しました。そんな経緯もあり購入者目線からもこのブログを通じてお伝えしていきます。

家ってどう探せば良いのか疑問を持っている人はぜひご覧になってください!
分かりやすい発信を目指してますので、よろしくお願いいたします。

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