こんにちは。みづパパです。都内の不動産会社に勤めている40代会社員です。
物件を見始めると色々なことが気になってきますよね。「リビングの広い物件が良い」「周りの雰囲気が悪くて嫌だ」など、見ているうちに相当な物件数を見ている方もいらっしゃるのではないのでしょうか。
トータルで15件ほどの物件を見て購入物件を決めている方が多い印象があります。ですが30件以上物件を見ても決められないのは、お探しの条件を見直したほうがいいです。
たくさんの物件を見てもなお購入を決められていないお客様とお話しすると、見過ぎたがために色々と迷ってしまい決めらないという方が多いです。
また過度な物件比較について私のスタンスとしては[なし]です。中にはたくさん見て決めている方もいらっしゃいますが、そういう方は少数です。
私が[なし]と考える理由として、時間と労力を要する、条件がぶれやすくなる、良い物件を逃してしまうが挙げられます。解説してみましたので、ご覧になってください。
時間と労力がかかる

物件を見るのが好きな方であれば良いですが、初めて物件を見学した日に3〜4件見ただけでも疲れてしまいますよね。真剣に購入を検討されている方であれば購入する金額も高額ですしなおさら疲れます。
「物件をご覧になってみていかがでしたか?」と聞いて「疲れました」と感想をもらうことも実際にあります。これを何回か繰り返すと時間もかかりますし、労力も大変です。家を探すことは人生でもそう多くあることではありません。探す期間が長くなればなるほど、当初の探すモチベーションを維持しにくくなります。
中には物件を見すぎてしまったがために、すでに内見したことがある物件ということを忘れて、もう一度お問い合わせをもらうこともあります。この事例は極端かもしれませんが、そういったこともありましたので適度に見学することをおすすめします。
条件がブレやすくなる
たくさんの物件を見ていくと、良い点・悪い点が増えてきます。それに伴い色々な知識が増えていき、当初の探している条件からブレることがあります。
物件を見すぎているお客様とお話しすると、「物件を見すぎて何が良いのかよく分からなくなってしまった」という話しも聞きます。軸がブレずに探すのは難しいことではあるのですが。
例えば予算よりやや上の物件を参考がてらに見ると理想が上がってしまうということがあります。予算なのか、エリアなのか、広さなのか、優先順位はしっかりと定めて探していきましょう。
良い物件を逃してしまう

数多くの物件を見ていくとその中で検討候補としての物件が出てきます。候補物件を検討しつつも他の物件を見てしまうケースがあります。
そうしている間に検討中の物件が売れてしまったり、実はあの物件が一番良かったというケースも出てきます。と言いますか、現場の営業マン目線でこのケースは多いです。
検討できそうな物件があれば、他の物件を見ないでしっかりと検討してみてください。私もお客様には100点の物件はありませんので70点取れる物件があれば具体的に検討された方が良いですとお伝えしています。
まとめ
今回は過度な物件比較はあり?なし?を記事にしてみました。私の考えとしては[なし]のスタンスです。そのためお客様にはあまり見過ぎないほう良いですよとはお話ししています。※エリア限定でお客様を除いてはです。
お付き合いが長くなることによって関係性が深まるのはうれしいのですが、逃してしまったと悲しい顔を見るのはこちらとしても辛い気持ちになります。
お探しの方法は千差万別です。心配性だから物件を多く見てしまいそうだなという方は、今回の記事をご参考にしてもらえるとうれしいです!
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