【住宅購入】掘り出し物件を買うことはできる?

住宅購入

こんにちは。みづパパです。都内の不動産会社で働いている40代会社員です。

今回は[掘り出し物件は買えるのか?]をテーマに記事にしてみました。掘り出し物件は存在するか?答えはイエスです。ただその物件を個人が買えるかというとハードルです。掘し出し物件は何ですかと聞かれれば、一般市場に出回っていない好条件の物件が該当してくるでしょうか。

ではなぜ一般の個人が買うのが難しいのでしょうか。もう少し掘り下げて見てみましょう。

不動産業者が買って再販売する

まず所有者の視点で見てみましょう。最初に売却の相談をする場合に真っ先に候補に上がるのが仲介会社への売却相談窓口です。そこで買取り業者が買いそうな物件があれば、仲介会社は買取り業者に話しを持っていきます。

例えばこういった物件です。土地の面積が100坪以上あり、個人が購入するには広さ・価格が大きすぎるが、買取り業者が購入すれば、複数の土地に分けて販売できるものです。買取り業者が購入すると建物の解体や造成工事などを行って一般の購入希望者に再販売します。再販売価格は周辺相場、事業の利益を含んでの価格です。相場相応の物件として販売される場合が多いので、掘り出し物件(割安)にはなりにくいのです。

ネットに出てくる前に決まる

もし相場よりも安く、条件の良い物件があったとします。売主から売却依頼を受けた会社は、まず問い合わせのあった既存顧客に情報を提供し、アプローチをかけます。抱えているお客様の数が多ければ、そのお客様のなかで決まってしまう可能性が高いです。そうするとネットに公開される前に決まってしまうことになります。未公開物件と呼ばれるものですね。

これは実話ですが、先日7区画の新築戸建てが公開され、すでに4区画は成約済みでした。より早く情報を得たいのであれば、複数社に詳細な条件を登録しておくと掘り出し物件とまではいかないにしろ、好条件の物件を買える可能性は高まります。

狙うのであれば売れ残り物件

なかなか買い手のつかない物件は狙い目かもしれません。まれに早急に資金化する必要が出てきて、金額を大幅に値引いて成約になった事例がありました。大幅な値引きの結果、相場よりも安くなっていたという事例です。掘出しと感じるかどうかはありますが、お買い得感は得られます。売主側で現金が早急に必要になるケースがあります。そのようなケースであれば、安く買える可能性があります。売れ残りとは違いますが、売却理由が離婚の場合は、その傾向が強いかもしれないです。

少し話しが逸れましたが、価格が下がれば検討できる物件がある場合、営業担当とも密に連絡を取って状況を確認してもらうことも有効です。

まとめ

今回は掘り出し物件を個人が購入できるのかについて述べてみました。正直ハードルは高いですが方法次第では買えないこともありません。上記で述べたことを実行すれば、掘り出し物件に出会う可能性は出てきます。

そんな私も掘出し物件を買ったかというと、そうでもなく相場通りの物件でした。プロでもそんな感じです。ちなみに仲介手数料もしっかりお支払いしています。

掘り出し物件が欲しいっ!というかたは是非、今回の記事をご参考にしてもらえるとうれしいです!またお役に立てる記事を発信していきますので、よかったらご覧になってください!

mizupapa

都内在住40代会社員です。
妻と娘1人の3人で暮らしています。

私は大学卒業から18年以上不動産業界で働いています。
1000件以上物件を見てきたプロの視点からお伝えしていきます。
また私も住宅(中古戸建て)を購入していますが、なかなか物件がなく苦戦しました。そんな経緯もあり購入者目線からもこのブログを通じてお伝えしていきます。

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