こんにちは。みづパパです。都内の不動産会社に勤めている40代会社員です。物件を探す際にまず決めることは物件種別です。今回は物件の種別はどうやって決めるといいか、お伝えしていきます。
私もそうでしたが戸建てとマンションの両方を見ている人もおりますので、なんとなくこのような感じで探せば良いのかと思っていただければ結構です。
ちなみに物件種別とは、大きく分けると以下の3つになります。
・戸建て
・マンション
・土地(注文住宅)
この中から新築にするか中古にするかを決めていきます。それぞれの特徴やどんな人が向いているのか説明していきます。
戸建てに向いている人

建物の広さを求めるかたや住環境を重視したい人に向いてます。戸建てとマンションで比べた場合に広さ100㎡以上で検索するとマンションでは物件が限られますが、戸建てでは候補になる物件が増えます。
住環境にしても戸建てが数多く建っているエリアは高い建物が建てられない閑静な場所が多く、環境重視の人には戸建てが向いています。下記では[新築戸建て]と[中古戸建て]の違いについても述べていきます。
新築戸建ての特徴
新築戸建ての特徴は保証面が安心です。建物躯体(構造)部分に10年、各設備に3ヶ月〜2年の保証期間が設けられていますので、築年数の浅い段階で設備の不備があったとしても、大きな費用を捻出せずに保証の範囲内で修繕してもらえます。ただしアフターサービス基準の期間が過ぎたものは、自身で修繕しないといけませんので注意が必要です。
例えば、引渡しから8年後に雨漏れがあったとします。その場合は10年保証の期間内ですので保証が適用され費用はかかりません。
また住宅ローンの審査についても、問題なく審査が進みます。といいますか、新築戸建ての物件審査で引っかかったことは今のところ一度もありません。
中古戸建ての特徴
中古戸建ては建物の構造部分に影響がなければ、好きなように間取りを変えられます。その反面、保証面で新築戸建てと比べると短いあるいは保証が無いといった場合があります。
保証期間については一般的に個人の売主から購入している場合は、保証無しか最長で3ヶ月(構造部分)。宅建業者から購入している場合は、保証が2年と覚えておくと良いです。
中古戸建ては物件によってさまざまです。未登記部分(増築、改築等)はないか、法令違反はしていないかなど、事前に担当者に物件の懸念点はあるのか確認しておくといいでしょう。
マンションに向いている人

マンションはセキュリティ面を重視する方やワンフロアのため生活動線を重視する方に向いてます。ほとんどのマンションでオートロックがありますし、管理人が常駐や日勤でいるマンションもありますのでセキュリティ面で安心です。
また戸建てよりも駅までの立地が良いマンションも多くあります。最近であれば行政と組んで、駅直結マンションという物件も見られます。利便性を考慮するのであればマンションが良いですね。続いて新築マンションと中古マンションの違いを述べていきます。
新築マンション
最新の設備が標準装備されていることが多く、防犯カメラ・カードキーといったセキュリティ面が充実しています。金融機関との提携ローンがあれば、審査が比較的通りやすいです。
他にも耐震性が高く、断熱性能や省エネ性能も高く、光熱費の節約にもつながります。管理費・修繕積立金が築年数の浅いうちは低く抑えられています。
これはタワーマンションを見たときのお話しですが、共用部分の充実度に圧倒された記憶があります。フィットネスジムにゲストルーム、キッズルームなどなど。維持コストのそれなりにかかりそうですが、
中古マンション
中古マンションはリノベ再販か自らリノベするかの2つに分かれます。リノベ再販の物件は、フルスケルトンにして各業者が保証をつけ販売しているケースが多いです。構造壁を壊さなければ、自由に間取りを変えられるのは魅力的です。ここは中古戸建てと同じですね。
マンションの注意点は、新築・中古ともに管理費と修繕積立金の値上げが必ずあります。また総戸数が少ないマンションでは、一戸あたりの負担も大きくなります。
ほとんどのマンションで[長期修繕計画]や[重要事項調査報告書]という書類があります。中古マンションを購入するのであればなおさら、修繕積立金は貯まっているか、大規模修繕はいつ頃を予定しているか、事前に確認しておきましょう。
土地(注文住宅)

建売りのような決まった間取りは嫌、自分の好きな間取りの家に住みたいという方に向いています。実際に良い土地があるけれど、どういう建物が建つのか分からない場合は、向きや用途地域の近い戸建てを内見して、イメージを掴んでおくと良いかもしれません。
土地の引渡しが先になるので、住宅ローンを組む人は、建物完成までは(半年から1年くらい)現自宅との二重支払いになる可能性があります。その点は注意が必要です。
将来的な売却を視野に入れるのであれば、間取りは個性的すぎないものをおすすめします。私の経験上、クセの強い間取りは売却時に苦戦する傾向があります。
まとめ
それぞれの特徴を述べてみました。どの物件種別を選ぶかは、そのご家庭のライフスタイル次第です。家族形態や子どもの学区域など、なにを重視するかで選ぶ物件種別も異なります。
賃貸のようにダメだったらすぐに引越しと行きませんので、家族の間でしっかりと話し合って後悔のない家探しを進めてください。今回は以上となります。
今回の記事がお探しのご参考になればうれしいです!ご覧いただき有難うございました!
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