こんにちは。みづパパです。都内の不動産会社に勤めている40代の会社員です。
住宅購入は人生の中でもビックイベントです。
購入金額が大きいですし、購入諸経費も物件価格とは別に約7〜8%ほどかかります。
一体どこでいくら必要なのか?いつ準備すればいいのか?そんな疑問を解決します。
売買契約締結時
売買契約締結時に発生する費用は、
⚪︎手付金(物件価格の5%が目安です。)
⚪︎契約書印紙代
⚪︎仲介手数料(会社によって異なりますので事前に確認しましょう。)
重要事項説明を受けた後に、売買契約書の締結となります。
締結後、売主さんに物件価格の約5%ほどを手付金として支払います。
5,000万円の物件であれば、約250万円です。
よく勘違いされますが、手付金は物件価格に充当されます。物件価格の他にかかる費用ではありません。
私も購入した際は、5%の手付金を支払いました。
「ちょっと待って、すぐに準備できない!」という場合は、担当営業に相談してみてください。
ただし1万円とか10万円では、少額の手付金では、簡単に契約を解除できてしまいます。そのため、売主さんがその手付金額では売りませんというケースもあります。最低でも50万円〜100万円は準備しておくことをおすすめします。
そのほかに売買契約書に貼る印紙代がかかります。(電子契約の場合はかかりません。)
また、契約する仲介会社によっては、契約締結時に仲介手数料を支払うケースもありますので、事前に確認しておきましょう。

物件の引き渡し時(決済時)
このタイミングでさまざまな支払い費用が発生します。
ローンを組む場合、この時に借り入れ金額が自身の返済口座へ入金されます。
支払い先はおおよそこんな感じです
⚪︎売主へ支払い
•売買代金の残金(手付金を除いた金額)、固定資産税の精算金
⚪︎司法書士への支払い
•登記費用
⚪︎仲介会社への支払い
•仲介手数料
⚪︎銀行への支払い
•ローンの借入れ手数料→当日に口座から引き落としされる場合がほとんどです。
⚪︎保険会社へ
•火災保険料(当日から入れるように事前に手続きをしておきます。)
各種支払いが完了したあとに、戸建てやマンションであれば、鍵を売主さんから受け取ります。これで晴れて自分の所有する物件になります。
物件引渡し時のことを「決済」といいます。
印鑑証明書や住民票、印鑑など必要書類を持参して、金融機関または不動産会社等で行います。
登記を担当する司法書士が売主・買主の必要書類を確認して、問題なければ買主の口座から売主の口座へ送金手続きを行い、売主口座への着金の確認が取れれば、取引完了となります。

引越し時
引っ越し時にかかる費用としては、
•引越し代
•家具、家電購入代
•鍵交換費
このようなところでしょうか。
引越し代は時期によって金額も大きく異なります。お客様のほとんどは、複数の会社に相見積もりをしています。
家具、家電費用も大きい金額になりますね。家具・家電費用は購入諸経費に見積もりに含まれていない場合が多いです。別途、購入資金を用意しておきましょう。

まとめ
以上が不動産を購入する際に発生する費用です。
引越しのタイミングで色々と買い換える人も多いと思います。
また、手持ち資金がないために、諸経費を含めたオーバーローンを組む方法もありますが、個人的にはおすすめしません。家計がギリギリの状態で家を購入すると、金利が上昇した時に支払いが厳しくなるリスクを大いに孕んでいます。
そういった場合にも、対応できるように資金計画は余裕を持って組みましょう。
以上になりますが、購入のご参考になれば嬉しいです!
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